【最新版】東京でドローンを飛ばせる場所は?規制や申請方法について徹底解説
「東京でドローンを飛ばせる場所はある?」
「東京のドローン規制は厳しいって本当?」
「東京でのドローン飛行申請は難しい?」
このような疑問をお持ちのみなさまに、今回は東京のドローン規制事情や東京でドローンを飛ばせる場所について、徹底解説します。
当記事をご覧になれば、東京におけるドローン事情が全て理解できるでしょう。難しい規制の内容や申請方法がわからなくても、ドローンを飛ばしたりドローンを活用する方法も紹介します。東京でのドローンに関する疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで当記事をご覧ください。
弊社では全国どこでもドローンによる空撮を請け負っております。空撮したい場所の規制の調査や飛行申請も弊社で対応できるので、東京でドローン空撮を行いたい方はぜひ以下のリンクからお問い合わせください。
東京でドローンは飛ばせる?許可を取れば飛ばせるが規制も多い
結論から言いますと、東京でドローンを飛ばすことは可能です。ただし東京でドローンを飛ばすためには、多くの場合で「改正航空法」のルールに則った、飛行許可を取る必要性が出てきます。
改正航空法では、以下の3つに該当する空域でドローンを飛行させることを制限しています。
- 地面または水面から150M以上の高さの飛行
- 空港施設とその周辺の上空の飛行
- 人口集中地域上空の飛行
上記に該当する空域でドローンを飛行させたい場合は、東京都に限らず改正航空法に基づく飛行許可が必要となります。さらに上記に該当しない空域であっても、以下の6つにに該当する飛行方法を行う場合は、別途許可が必要となります。
- 人や物との距離が30m未満の距離での飛行を行う場合
- 危険物の輸送を行う場合
- 物品の投下を行う場合
- ドローンを肉眼で確認できない状態での目視外飛行を行う場合
- 催し物会場の上空で飛行を行う場合
- 夜間の飛行を行う場合
また当然ですが、上記に該当しない場合でも、他人が所有する私有地上空でのドローンの飛行も禁止されています。
東京都の人口集中地域は、国土交通省のWEBサイトからMAPを確認することができます。>>人口集中地区(DID)
東京都の23区内はほぼ全域が人口集中地域に指定されているため、東京都内でドローンを飛行させたい場合は、高確率で飛行許可が必要となります。
小型無人機等飛行禁止法についても確認が必要
小型無人機等飛行禁止法は、改正航空法とは別の観点から、ドローンの飛行を制限する法律です。
改正航空法ではドローンの重さによって規制が変わっており、重さ100g未満のドローンは無許可での飛行が可能です。
対して小型無人機等飛行禁止法ではドローンの重さは考慮されず、子供用のおもちゃのドローンであっても、小型無人機等飛行禁止法の要件に該当する場所では飛行させることはできません。
小型無人機等飛行禁止法では、特別な場所でのドローンの飛行が禁止されています。例えば国の重要な施設の付近では、ドローンを飛行させることはできません。東京都内であれば、国会議事堂や皇居の周辺などが、小型無人機等飛行禁止法の要件に該当します。
特に千代田区周辺などは小型無人機等飛行禁止法の飛行禁止箇所が多いため、注意が必要です。
小型無人機等飛行禁止法がドローンの飛行を禁止する地域については、警察庁のホームページから確認が可能です。>>警察庁(小型無人機等飛行禁止法関係)(2024年1月26日更新)
また、小型無人機等飛行禁止法の申請方法や具体的な対象施設に関しては、DROLIEN内のブログでも紹介しております。>>東京で撮影するなら気をつけて!「小型無人機等飛行禁止法」
2022年6月より100g以上のドローンは機体登録が義務化されました
改正航空法により2022年6月から、重量が100g以上のドローンは全て、機体登録が必要になりました。人口集中地域外や、小型無人機等飛行禁止法に該当しない場所であっても、重量が100g以上のドローンを飛行させる場合、国土交通省に機体を登録している必要があります。
国土交通省に機体の登録を行い、個別の登録記号(ID)の通知を受け、飛行時には機体にシールなどを貼ってIDを表示します。登録をせずに飛行した場合、登録済みでもIDの表示を怠った場合は、50万円以下の罰金か1年以下の懲役を科されます。
飛行場所の確認と同時に、必ず機体の登録とIDの表示を行いましょう。当サイトでも機体登録の方法について解説しておりますので、是非参考にしてください。>>2022年6月に義務化したドローンの登録制度についてわかりやすく解説
東京都内で人口集中地域・小型無人機等飛行禁止法に該当しない、無許可でドローン飛行できる場所は?
東京都内、特に23区内のほとんどのエリアは、人口集中地域に該当するため、ドローン飛行に許可が必要となります。23区内で人口集中地域外を探すのはかなり難易度が高いため、23区外のエリアがおすすめです。
改正航空法に基づく許可の申請をせずにドローンを飛行させたい場合は、多摩市やあきる野市、八王子市などに人口集中地域に該当しないエリアが点在しているため、これらの地域での飛行を検討すると良いでしょう。
ただし改正航空法に基づく許可は必要なくとも、各自治体でドローンを規制している場合が多々あります。特に公共の場所であったり、公園や河川敷などは、自治体によりドローンの飛行が禁止されている可能性が高まります。
人口集中地域外であっても、ドローンの飛行を行う場合は、管轄の市役所や区役所、町役場などに必ず確認を取り、ドローンの飛行が禁止されていないことを確かめましょう。
東京都内でドローン飛行を行う場合に必要な手続きを解説
東京都内、特に23区内でドローン飛行を行う場合には、多くの場合は許可の申請など手続きが必要となります。ハードルは高いですが、どうしてもドローンを飛ばしたい場合には、所定の手続きを踏むことでドローン飛行が許可される場合もあります。
東京都内でドローンを飛ばしたければ、以下の3ステップを行いましょう。
- 飛ばしたい場所がドローンの飛行禁止区域に該当しないかチェック
- ドローンの飛行に許可が必要な場所かを確認する
- 東京航空局に許可申請を届け出る
基本的には、上記のステップを守り許可が取れれば、問題なくドローンを飛行させることができます。ただしやはり個人で行うにはハードルが高く、ある程度の手間がかかる上に、許可が降りない場合もあるため、その点は留意しておきましょう。
それでは以下で、各ステップについてより詳しく解説します。また記事の後半では、面倒な申請を行わずにドローンを飛行させられる施設なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.飛ばしたい場所がドローンの飛行禁止区域に該当しないかチェック
いくらドローンを飛ばしたくとも、その場所の所有者が許可しなかったり、そもそも飛行が禁止されている場所の場合は、どうしようもありません。
まずはドローンを飛ばしたい場所が、ドローンの飛行禁止区域に該当しないかを確認しましょう。東京都の場合は、小型無人機等飛行禁止法についてまずは確認すると良いでしょう。
またその場所の管理者に対して、ドローンの飛行を禁止していないか確認をする必要があります。例えば公園や河川敷であれば、大抵は市区町村が管理者となるため、役所などに確認を取ると良いでしょう。
また山などで飛行させたい場合は、その山の所有者が個人の場合も多いです。私有地でのドローンの飛行については、当然ですがその所有者の許可が必要です。山の所有者に対して確認を取りましょう。
2.ドローンの飛行に許可が必要な場所かを確認する
ドローンを飛ばしたい場所の所有者がドローンの飛行を禁止しておらず、なおかつ小型無人機等飛行禁止法にも抵触しない場合は、続いて改正航空法関係の問題を解決する必要があります。
以下の項目のどれか1つにでも該当する場合は、無許可でのドローンの飛行はできません。
- 地面または水面から150M以上の高さの飛行
- 空港施設とその周辺の上空の飛行
- 人口集中地域上空の飛行
- 人や物との距離が30m未満の距離での飛行を行う場合
- 危険物の輸送を行う場合
- 物品の投下を行う場合
- ドローンを肉眼で確認できない状態での目視外飛行を行う場合
- 催し物会場の上空で飛行を行う場合
- 夜間の飛行を行う場合
これらのうち一つでも該当する項目がある場合は、改正航空法に基づいてドローンの飛行許可を取る必要があります。
3.東京航空局に飛行許可申請を届け出る
東京都で改正航空法に基づいたドローンの飛行許可を申請する場合、基本的には国土交通省に届出をする必要があります。届出の窓口としては、東京航空局に許可申請を届け出ることになります。以下を参考に、電話またはメールで問い合わせを行いましょう。
東京航空局
〒144-0041
東京都大田区羽田空港3-3-1
東京航空局 東京空港事務所 航空管制運航情報官
☎:050-3198-2865
e-mail:cab-hnd-kyoka@mlit.go.jp
東京都内はほとんどの地域が人口集中地域に該当するため、ほぼ絶対に許可申請が必要になる、と考えておくのが良いでしょう。
正直なところ、これらの地域でドローンを飛行させるのであれば、ドローンの飛行が許可されている施設などで飛行させる方が簡単なので、個人で申請を行いドローンを飛行させるのはあまりおすすめできません。
どうしてもドローンを飛行させたい理由がある、例えば仕事で空撮を行いたい、といった内容であれば弊社にご相談ください。弊社では全国どこでもドローンによる空撮を請け負っております。空撮したい場所の規制の調査や飛行申請も弊社で対応できるので、東京でドローン空撮を行いたい方はぜひ以下のリンクからお問い合わせください。
東京都内のドローンコート・ドローン練習場など
下記ドローンコートの各会場のご紹介です。
ドローンコートの詳細は下記にまとめておりますので、以下のリンクよりご確認ください。
有明セガサミースポーツアリーナ
- 住所:〒135-0063 東京都江東区有明1丁目5-22
- 営業時間:平日10:00 – 23:00 土、日、祝日 9:00 ‒ 23:00 ※定休日なし
フットサルクラブ東京東陽町
- 住所:〒136-0075 東京都江東区新砂1-10-5
- 営業時間:平日10:00 – 23:00 土、日、祝日 8:00 ‒ 23:00 ※定休日なし
フットサルクラブ東京八王子高倉体育館コート
- 住所:〒192-0914 東京都八王子市高倉町33-2
- 営業時間:平日10:00 – 23:00 土、日、祝日 8:00 ‒ 23:00 ※定休日なし
東京多摩フットボールセンター南豊ヶ丘フィールド
- 住所:〒206-0031 東京都多摩市豊ヶ丘6-4
- 営業時間:平日9:00 ‒ 20:30 土、日、祝日 9:00 ‒ 18:00 ※定休日なし