ドローン飛行前に必要な「飛行計画の通報」とは?DIPSでの登録方法と手順を解説
みなさん、DIPS※1の「飛行計画の通報」という機能はご存知でしょうか?
現在では、ドローンを飛行させる際、DIPSの「飛行計画の通報」を利用し、事前に飛行情報を登録・共有することが求められています。
これにより、航空局と操縦者同士が飛行情報をリアルタイムで共有でき、安全性向上につながっています。
この制度変更は、年々増加するドローンの飛行需要を背景としており、ドローン業界の発展を象徴する大きなステップといえるでしょう。国としてもドローン産業の成長と社会実装を強く推進していることの表れだと考えられます。
※1 Drone/UAS Information Platform System
国土交通省が提供している、ドローンの手続きをオンラインで行うための公式システム
飛行計画の通報を登録するタイミングは?
ドローンを安全かつ法令に沿って運用するためには、事前の飛行許可・承認申請が重要です。国土交通省への申請は、飛行内容や運用体制を整理したうえで、「DIPS(ドローン・ラジコン機の飛行許可・承認システム)」を通じて行います。飛行エリアや飛行方法によっては許可・承認が必要となるため、事前に条件を確認しておくことが大切です。
申請時には、飛行場所の使用許可の取得や関係機関への事前連絡などの準備が必要となります。加えて、周囲の環境確認や安全確保のための運用ルールを整理しておくことも、円滑な申請と安全な飛行につながります。機体情報や操縦者情報、飛行目的、安全対策をあらかじめ整理しておくことで、DIPSでの申請手続きをスムーズに進めることができます。
適切な申請と事前準備を行うことは、法令遵守だけでなく、事故やトラブルの防止、安全管理意識の向上にも直結します。飛行前の準備を徹底することは、安心してドローンを運用するための基本的かつ重要なプロセスといえるでしょう。
飛行計画の通報4つのステップ
①ログインしたら「飛行計画の通報・確認へ」をクリック

②「飛行計画の登録」をクリック

③右下の「新規通報」をクリック

④飛行計画作成
当日の飛行計画内容を確認する
画面右側に表示される「飛行許可番号」から、通報対象となる許可番号を選択する
地図画面を確認し、飛行予定場所を表示する
包括許可証の場合「飛行経路/飛行範囲」を選択し、「四角形」をクリックした後、「編集」を選択する
地図上で飛行予定エリアを枠で囲み、飛行範囲を設定する
上記のように、許可証が包括申請の場合は飛行エリアの地図を手動で作成する必要がある。一方、個別申請の場合は対象となる飛行エリアの地図がシステム上で自動的に表示される

画面右側に表示される各入力項目へ、飛行計画に関する必要情報を登録する
なお、既に登録済みの情報については自動表示される仕様となっているため、未入力の項目のみを確認・入力すればよい
入力が必要な主な項目
機体情報
操縦者情報
飛行目的
飛行空域
飛行方法
保険に関する情報
立入管理措置設定(該当項目にチェック)
補助者人数
出発地・目的地
最大飛行時間・所要時間
開始日時・終了日時
飛行速度・飛行高度
電話番号・メールアドレス
各項目は、航空法および運航安全管理に関わる重要情報となるため、内容に誤りがないか十分に確認することが重要である
すべての入力内容を確認後、画面下部の「登録」ボタンをクリックすることで、飛行計画の通報が完了する
飛行前に確認!周囲のドローン位置を参照する方法
当日飛行する際に、周囲に他のドローンが飛行していないかもこちらのシステムから確認ができます。
①飛行計画の参照をクリック

②開始日時および終了日時を選択し、検索をクリック
検索結果として表示される飛行計画を選択すると、地図上に飛行場所(飛行エリア)が表示される
表示された地図を確認する

本操作により、登録済み飛行計画の飛行エリア確認が完了
国土交通省公式サイト(飛行計画の通報について)
飛行計画の通報に関する制度概要や最新のルールについては、国土交通省の公式サイトでも確認することができます。手続きの詳細や運用上の注意点については、こちらの公式サイトをご参照ください。