申請だけで満足してない?飛行当日までに必要な5つのポイント
ドローンを飛行するのに必要な準備といえば、
・まずドローンの飛行計画を練る
・次にドローンを飛行する場所の所有者に飛行の許可を得る
・最後に国土交通省へドローンの申請をして終了!
これで当日の飛行に臨むだけ・・・ではないんです!
ドローンの飛行許可を取得したからといって、それだけで安心していませんか?
申請以外にもドローン飛行するうえで大切なことがたくさんあります。
申請以外に必要なこと
飛行許可を取得したからといってすぐにドローンを飛ばせるというわけではありません。
申請以外に何が必要かというと、飛行当日の安全対策です。
ドローンの安全対策
①飛行許可証の持参
②ドローンにプロペラガードの装着をする
③ドローン監視員の配置
④近隣警察署や関連機関への飛行情報の共有
⑤近隣住民への飛行周知
許可取得以外にも、飛行するまでの間に準備することはたくさんあります。
そちらを簡単にご紹介していきます。
①国土交通省の飛行許可証の持参
こちらのドローンの許可証は、飛行当日は必ず持参する必要があります。
まだまだドローンが世間に浸透しているわけではないので、近隣の方に声をかけられることもしばしば・・・
その際に「違法で飛ばしていない」ことの証明として、ドローンの飛行許可証を携帯する必要があるのです。
持っていることで、相手も安心・納得してもらえますし、許可を得て飛ばしているということで、自分のことも守ることができます。
②プロペラガードの装着
ドローンのプロペラは小型のものでも触れてしまうとケガをしてしまう恐れもあります。
そのリスクを下げるためにも飛行当日はプロペラガードを装着して飛行します。
特に東京や大阪、名古屋などの人口密集地(DID)やイベント上空を飛行する際は、プロペラガードの装着、または次に紹介する④ドローン監視員の配置が必要となります。
DROLIENの場合、安全性をより高めるためプロペラガードを装着したうえで、ドローン監視員を配置することもしばしば・・・
手間や人件費もかかってしまいますが、安全対策を徹底するにはとても重要なことです。
特にプロペラガードはそれほど高価なものではないので、普段から装着して飛行練習するのがいいかもしれません。
③ドローン監視員の配置
プロペラガードの装着以外にも安全対策の一環として、ドローン監視員を配置することもあります。
ドローン監視員とは操縦士以外にドローン周辺の状況や通行人の整備や声かけなど、
ドローンを安全に飛行させるための重要な人員となります。
特に海上飛行のときには、ドローンが船舶と衝突しないよう見守る必要があるため、大切な役割となります。
④警察署や関連機関への情報共有
日程や飛行の時間帯が確定したら、飛行場所を管轄している警察署へ飛行計画を共有する必要があります。
というのも、まだまだドローン産業が浸透していないため、
国土交通省の許可を取得していても、近隣住民に不審がられ、通報される可能性もあります。
そういった際に、スムーズに情報を伝えるために事前に警察署と連携をする必要があるのです。
また事前に警察署に連絡しておくことによって、他にも申請・共有が必要な機関を教えてくれることもあるので、警察署への情報共有はしておいた方がいいです。
⑤近隣住民への飛行周知
不動産眺望の撮影など、特に住宅地でドローン飛行する際は、近隣住民への周知が必須です。
DROLIENの場合、事前に飛行情報を記載した資料を配布して飛行するようにしており、
通報の可能性を下げるようにしています。
申請以外にも飛行するまでにたくさんの準備が必要です。
許可証を取得することだけがドローン撮影へのゴールではありません。
DROLIENはこうした安全対策を徹底して、日々ドローン撮影に励んでおります。
こうした安全対策を全国のドローンパイロットが意識することで、ドローンの活用も人々に認められやすくなるのではないでしょうか。
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