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東京湾・横浜湾でドローン海上空撮はできる?チャーター船からの申請フローを比較解説

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海上でのドローン空撮をチャーター船から実施する場合、「東京湾エリア」と「横浜湾エリア」では申請先・手続き内容・リードタイムが大きく異なります。

本記事では、DROLIENが実際に各機関へ問い合わせ・申請した経験をもとに、両エリアの申請フローの違いを詳しく解説します。海上空撮を検討されている方はぜひ参考にしてください。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。申請前に必ず各機関へ最新情報をご確認ください。

この記事でわかること
  • 東京湾でチャーター船からドローンを離発着させる場合の申請先と手順
  • 横浜湾(赤レンガ倉庫付近)でチャーター船から空撮する場合の申請先と注意点
  • 東京湾と横浜湾の申請フローの具体的な違い
  • 「排他独占的な水域使用」が必要な場合の追加手続き
  • 管轄警察署への飛行共有が必要な理由
  • 申請リードタイムの目安と実務上のポイント

1. 結論:どちらも撮影可能、ただし申請先と手順が異なる

まず結論からお伝えすると、東京湾・横浜湾どちらも適切な申請を行えばチャーター船からのドローン空撮が可能です。

ただし、申請する機関・申請書類・締め切りが異なります。特に横浜湾では海上離発着の場合に1ヶ月前までの申請が必要になる可能性があるため、早めのスケジュール確認が重要です。

項目東京湾横浜湾(赤レンガ倉庫付近)
申請先東京海上保安部 +東京港湾局横浜海上保安部+横浜港湾局
申請種別共有・届出情報提供届 + 海上離発着申請
申請期間約1週間海上離発着の場合は1ヶ月前必須な場合あり
撮影可否届出後おおむね撮影可申請内容により海保・港湾が判断

2. 東京湾での海上ドローン空撮【申請フロー】

東京湾でチャーター船からドローンを離発着させる場合は、主に以下の2機関への届出・共有が必要です。

  • 海上保安部(第三管区海上保安本部 / 東京湾内の管轄海上保安部※主に東京海上保安部)
  • 港湾局(東京港湾事務所等)

 

申請の流れ

  1. 撮影場所・日程・船舶情報を確定する
    チャーター船の船長と打ち合わせし、離発着場所・飛行ルート・撮影時間を決定します。
  2. 海上保安部へ共有・届出
    飛行内容・日時・船舶情報を管轄の海上保安部に共有します。
  3. 港湾局へ共有・届出
    同様に港湾局へも飛行情報を共有します。
  4. 航空法に基づくDIPS申請(必要な場合)
    DID地区・夜間・目視外等の飛行条件に応じて、国土交通省DIPSへの飛行申請も並行して行います。

 

リードタイムの目安

海上保安部・港湾局への届出が揃っていれば、おおむね1週間前後での撮影実施が可能です。ただし、DIPS申請が必要な場合は10営業日以上の余裕を持って準備することを推奨します。

⚠️ 岸壁(陸上)からの離発着の場合は注意
東京湾であっても、チャーター船ではなく岸壁(陸上)からドローンを離発着させる場合は、申請内容が変わり約1ヶ月前後のリードタイムが必要になる可能性があります。撮影方法が決まったら早めに各機関へ確認することをおすすめします。

実務上のポイント

東京湾は比較的手続きがシンプルで、チャーター船から離発着を行う形式であれば各機関への情報共有・届出ベースで対応できるケースが多いです。ただし、撮影エリアによっては管轄の海上保安部が複数にまたがる場合があるため、事前に確認が必要です。

▼ 第三管区海上保安本部 東京海上保安部

▼ 東京港湾事務所(国土交通省)

  • TEL:03-5500-1001(代表)
  • 公式サイト:https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/business/user/drone/kouwanshisetsu
DROLIEN海上空撮晴海東京湾
東京湾晴海埠頭チャーター船海上空撮

 

3. 横浜湾での海上ドローン空撮【申請フロー】

横浜湾(特に赤レンガ倉庫周辺の海上エリア)でチャーター船からドローン空撮を行う場合は、東京湾と比べて申請先・手続き内容がより複雑になります。

📌 大黒埠頭付近はシンプルな届出のみでOK
DROLIENの実績上、横浜湾でも大黒埠頭付近の海域であれば、チャーター船からの離発着の場合、横浜港湾局・横浜海上保安部への届出(約1週間前まで)のみで撮影可能な場合もあり、東京湾と同様のスピード感で対応できます。

① 横浜港湾局 への情報提供届

横浜市の港湾局へは「情報提供届」として飛行情報を提出します。

⚠️ 排他的使用が必要な場合は別途申請が必要
他の船舶が来た際に撮影を一時中断して通過させる対応が取れる場合は通常の情報提供届で対応可能。一方、特定水域を他の船舶が入れないよう排他的に占有したい場合は「水域占用許可」の申請が別途必要な可能性あり(原則20日前申請・占用料金発生)

▼ 横浜市 港湾局 水域管理課

② 横浜海上保安部への申請

横浜海上保安部への申請手続きは、チャーター船からの「海上離発着」か「陸上離発着」かによって大きく異なります。

  • 申請機関:横浜海上保安部
  • 連絡先:045-201-1671
  • 海上離発着の場合:飛行日の約1ヶ月前までに申請が必須な可能性あり
  • 陸上離発着の場合:申請不要な場合あり

※最終的な判断は横浜海上保安部や横浜港湾局が行うため、必ず電話にて飛行場所や内容を相談したうえ、指示を仰ぐのを推奨します。

▼ 横浜海上保安部(第三管区海上保安本部)

横浜湾 申請フローのまとめ

  1. 船長・ドローンパイロット間で撮影内容・飛行方法を確定
  2. 横浜港湾局に情報提供届を提出(基本的に期限なし、決まり次第)
  3. 横浜海上保安部に連絡・申請方法を確認(海上離発着の場合は1ヶ月前必須の場合あり)
  4. 航空法に基づくDIPS申請を並行して実施

 

4. 東京湾・横浜湾 申請フロー比較まとめ

比較項目東京湾横浜湾(赤レンガ周辺)
申請先①東京海上保安部
(TEL:03-3521-0111)
横浜海上保安部
(TEL:045-201-1671)
申請先②東京港湾事務所等
(TEL:03-5500-1001)
横浜港湾局
(TEL:045-671-7130)
申請種別届出・情報共有情報提供届 + 海保申請
申請期間約1週間
(岸壁:約1ヶ月の可能性あり)
海上離発着:1ヶ月前必須
陸上離発着:申請不要
注意事項エリアにより管轄海保が複数排他的水域使用は別途水域占用許可が必要

5. 管轄警察署への飛行共有も忘れずに

東京湾・横浜湾どちらのエリアでも、海上保安部・港湾局への届出に加えて、撮影エリアを管轄する警察署へも飛行情報を共有しておくことを推奨します

⚠️ なぜ警察署への共有が推奨なのか?

海上・港湾でのドローン飛行は周囲から目立つため、通行人や近隣施設からの当日通報リスクがあります。

事前に管轄警察署へ飛行情報を共有しておくことで、当日の飛行停止要請や混乱を大幅に防ぐことができます。

海保・港湾の許可があっても警察が把握していないと現場で対応が必要になる場合があるため、実務上のベストプラクティスとして共有しておきましょう。

6. 実務上のポイント

「海上離発着」か「陸上離発着」かで手続きが変わる

横浜湾でのポイントは、チャーター船上(海上)から離発着するか、港の岸壁や陸上から離発着して海上を飛行するかで手続きが大きく異なる点です。海上離発着の場合は必ず1ヶ月前までに横浜海上保安部への申請が必要な可能性があるため、撮影の1〜2ヶ月前から準備を始めることを推奨します。

 

船長との事前打ち合わせが申請精度を上げる

チャーター船の船長と飛行ルート・安全管理体制について事前に詳細を詰めてから申請に臨むことで、スムーズな手続きが可能です。

 

DIPS申請は並行して進める

東京湾・横浜湾どちらの場合も、航空法に基づくDIPS申請(国土交通省)が別途必要になるケースがあります(DID地区・夜間・目視外飛行等)。各機関への届出と並行して早めに申請しておくことが、スケジュール管理の鍵です。

 

飛行方法や内容が決まったら必ず電話で各所に確認

東京湾・横浜湾どちらの場合でも、必ず海上保安部や港湾局に飛行方法等を共有し、指示を仰ぐのが確実です。飛行場所によってルールや条例が異なるため、上記申請フローは参考程度に飛行準備を進めることをお勧めします。

 

7. DROLIENの海上空撮実績

DROLIENではこれまでに東京湾・横浜湾を含む多数の海上空撮案件を手がけてきました。チャーター船の手配から各機関への申請、安全管理まで一括で対応しており、実績の一部をご紹介します。

🚢 東京湾・高知|米国大型クルーズ船 夜間・日中チャーター船空撮

晴海埠頭(東京湾)と高知新港に入出港する米国大型クルーズ船を、チャーター船から夜間・日中に空撮。海上保安部・港湾局への申請を含む一括対応を実施しました。

実績詳細:米国大型クルーズ船 入出港空撮を見る

⚓ 横浜みなとみらい|横浜湾 海上チャーター船空撮

横浜みなとみらいエリアの海上でドローン空撮を実施。横浜港湾局・横浜海上保安部への手続きをクリアし、みなとみらいの夜景と海面を組み合わせた映像を制作しました。

実績詳細:みなとみらい海上空撮を見る

🌊 東京湾(江東)|海の森水上競技場 東京湾 陸上離発着空撮

東京湾・海の森水上競技場でのマラソン大会を海上からドローン空撮。東京湾内での飛行申請対応と海上撮影を実施しました。

実績詳細:東京湾 海の森水上競技場 海上空撮を見る

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